飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

PowerShell 4.0 インストール

これを書いている今、PowerShellの最新バージョンは4.0。(さらに新しい5.0はまだPreview版)

 

そのPowerShell 4.0をインストールするには、何をしたらよいか。

 

以下のリンクを参照するとよい。

How to Install Windows PowerShell 4.0 - TechNet Articles - United States (English) - TechNet Wiki

 

この記事は英文だけど、"Windows Management Framework 4.0 supportability matrix"というタイトルの表を見さえすればいい。

 

たとえば今使っているWindowsがWindows 7(64bit)だったら、インストールに必要なファイルは、以下のとおりとなる。

Windows6.1-KB2819745-x64-MultiPkg.msu

 

ただし、Windows 7とWindows 2008 R2の場合は、PowerShellをインストールする前にSP1の適用.NET4.5のインストールが必要であることに注意してほしい。なんでも、「.NET4.5がインストールされていなくてもPowerShell 4.0のインストールに成功してしまう」というバグもあるらしいので、特に注意だ。

.NET4.5がすでにインストールされているかどうかは、レジストリ上に(regedit.exeで見られる)、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\NET Framework Setup\NDP\v4\Full というパスが存在し、かつ、そこに Release という値があるかどうかでわかる。

 

なお、Windows 8にはPowerShell 4.0は提供されていないので、Windows 8.1にこれをアップグレードする必要があることに注意。なおWindows 8.1にはPowerShell 4.0が含まれているので、そもそもPowerShellインストール作業は不要である。

 

そもそもの前提として、今使っているWindows PCのPowerShellのバージョンが知りたければ、PowerShellのコマンドラインを立ち上げて(スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→Windows PowerShell→Windows PowerShell)、$PSVersionTable と打てばよい。

 

PS> $PSVersionTable

Name Value
---- -----
PSVersion 4.0
WSManStackVersion 3.0
SerializationVersion 1.1.0.1
CLRVersion 4.0.30319.18444
BuildVersion 6.3.9600.16406
PSCompatibleVersions {1.0, 2.0, 3.0, 4.0}
PSRemotingProtocolVersion 2.2

 

 

ここで PSVersion に表示される数字が、インストールされたPowerShellのバージョン。上記例では、もう4.0になっているのがわかる。