飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

PMBOK入門 読了

プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門

プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門


前半はPMBOKの概説。後半は経理システム更改を例にとって、PMBOKの適用事例を解説。


前半は、類書に比しての特徴は、さほど無し。後半の実践編に期待していたのだが、抽象的な記述が多いために、やや退屈だった。ただし、要所要所に挿入されているコラムは、読む価値あり。


読みきったPM関連の本はまだたった2冊なんだけど、これらを通じて、PMBOKって、要は、プロジェクトマネジメントにおけるベストプラクティスを、44のプロジェクトマネジメント・プロセスにまとめたうえで、それを5つのプロジェクトマネジメント・プロセス群と9つのプロジェクトマネジメント知識エリアにマッピングしたものである。と、理解した。


本書と、以前も紹介した以下の本があれば、PMBOK「入門」はもう十分なのではないかな?
いちばんやさしいPMBOKの本 (技評SE新書)


あとは、個々のプロジェクトマネジメント・プロセスを必要に応じて深く理解していくことが、今の僕には必要なんだと思う。


そうそう。今年中にPMPは取っておこうと思う(と、ここで宣言!)。
ただし、もちろんPMP合格自体が目標ではなく、納得の行くプロジェクトマネジメントを実践できることこそが当面のゴールであることを忘れてはいけない。