飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

シン・シティ 鑑賞

映画300と同じく、フランク・ミラーによるコミック原作を映画化した作品。



大好き。ビンビンにきた。
過剰なまでに残虐な、しかしスタイリッシュでコミカルですらある描写、CGを多用した独特な色彩、激しいアクション、好き嫌いは真っ二つに分かれるであろうが、もう僕は完全に虜だ。


近未来?のアメリカ、犯罪の巣窟シン・シティを舞台に、相互に緩やかに絡み合いつつ展開される3本のストーリー。3人の男たちが愛のために戦う物語。いずれもあまりにも漫画チックで現実味にはかけているのだけれども、そのフィクション性をさながらSFかファンタジーのように楽しむことを妨げられることはない。
ブルース・ウィリスの騎士道ぶり、ミッキー・ロークハルク・ホーガンみたいなキャラへの変貌ぶり、登場する多くのいかにもアメリカンな美女たち、ある悪役のありえない醜悪さ、いずれも忘れられないインパクト。これもたまらん。


映画300との類似ぶりは、なるほど顕著だ。あの色づかい、見栄の切り方、コミカルでファンタジックな演出。結局僕は、この波長に共鳴しちゃってるんだろうな。


最近観る映画は当りが多いぞ。
さあ次はスパイダーマン3だ!