飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

マネーにリベンジ


Microsoft Money 2006

Microsoft Money 2006


ここ二年で二度ばかり試したものの、そのたびに挫折したソフト、Microsoft Money。二ヶ月前の最後の挫折を乗り越え、ふたたびチャレンジします。


さきの挫折の理由はいくつかあるけど、その最たるものは
自動更新したら、マネーの持つ残高と口座の実残高とが、合わなくなった。でもどうやったら直せるのか、分からない。
というものだった。


でも今日、色々いじっては失敗を繰り返しているうちに、なんか分かってきた。要は、なんかおかしくなったら、マネー側の残高を調整してやればいいのだ。俄然、やる気になった。


とにかく自分の資産状況をキッチリ把握したいのだ。自分の貸借対照表も損益計算書もすぐに提示できずして、何がファイナンシャル・リテラシーか。何が投資か。だいいちお前、先月、何万円呑んだ?何万円、本買った?食費、いくら?即答できない自分が、一世帯主、一社会人として、あまりにも情けない。


ただまぁ、このソフトは母艦級の超多機能な資産管理ソフトウェアであるからして、俺のチンケな家計簿的使い方は実にもったいない話なのだがね。


なお、このマネー、MSNマネー残高照会サービスとのオンライン同期が取れる。バージョンアップしないかぎり、一年間しかこの機能は使えないらしいが。このMSNマネーが非常に多くの金融機関に対応している代わりに、マネーが標準で対応している金融機関は、驚くほど少ない*1イートレードも標準では、ダメ。イーバンクもダメ。いずれもMSNマネー経由で取り込む必要がある。ただ、一旦MSNマネーに登録してさえおけば、ワンクリックですべての口座の利用状況をマネーに取り込むことが出来る。これが非常に便利で、そこにこそ、このソフトを導入した意義がある。


しかしながら、このMSNマネー残高照会サービスの使い勝手がまた、ひどく悪いのだ。しかも時間帯によっては、混雑していてつながらない。会社から帰ったあとの時間帯が特にひどく、夜間の更新はあきらめて寝てしまったことも。


グチついでに書くと、マネーそのもののユーザーインターフェースも、お世辞にも使いやすいとはいえない。さらにヘルプのワケ分からなさは芸術的ですらある。こんなに優しくないヘルプを持ったソフトも、近頃珍しい。


じゃぁ使うなよ、と言われそうなそんなビミョーなソフトではあるが、資産形成に活用されてる方の勧めに乗せられて買ってしまった以上、元は取ってやる。まずは目指すぞ、○千万円!!!

*1:事実誤認があったようだ。マネーの方が対応金融機関は多いのだが、俺が使っているところに対応していない、と言うことだった模様