飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた 読了


不思議で味わいのあるファンタジーの小品三篇。どの話も、忘れがたい鮮烈なイメージを読後に残す。
語り手の異邦人ぶりが、他のジェイムズ・ティプトリー・ジュニアのSF作品におけるエイリアンのそれとダブる。いかにもティプトリーらしい。


いい本だ。