i文庫
もはやこれの無い生活は考えられないほどに親しんでいるiPhone。
多くの優れたiPhoneアプリの中でも、特に最近気に入っているのが、i文庫。端的に言うと、たんなる青空文庫ビュアーなのであるが、その優れたインタフェースとiPhoneの携帯性、視認性のよさとが相まって、通勤途中などのちょっとした空隙に、すばらしい読書環境を提供してくれる。
わざわざネットから取ってこなくてもインストール後すぐ読める、プリインストールされた著名作家の有名作品群の存在がまた、心憎い。
有料アプリではあるけれども(450円)、値段に値するソフトであることは、僕が保証する。
画面は、こんな具合だ。
ここに表示されているさまざまなメニューやガイドはもちろん、ワンタッチで非表示にできる。指でフリップしてページをめくるというiPhoneならではのギミックも、実際の読書体験に近くて、気持ちよい。
このiPhoneアプリで、ここ数日読んだ作品。ほとんどが再読であるけれども、いずれもスキマ時間を利用しつつ、妙にワクワクしながら、読んだ。
白状してしまえば、上記作品を再読するきっかけとなったのは、森見登美彦氏の「新釈 走れメロス」を読んだことなのであるが(本作を読んだことがあれば、リストをみた瞬間に分かろう)。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2007/03/13
- メディア: 単行本
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