英語をやっていて、本当によかった。 読了
英語をやっていて、本当によかった。―吉越流ビジネスマンのための英語塾 (WAC BUNKO)
- 作者: 吉越浩一郎
- 出版社/メーカー: ワック
- 発売日: 2009/04/14
- メディア: 新書
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「残業ゼロ」の吉越浩一郎氏による、英語指南の書。
英語を学ぶメリット、学び方、外国人と日本人との考え方の違い、和魂洋才という到達点、などが提案されている。
「外国人=欧米人」「外国人=エグゼクティブ」を前提としているかのような偏りのある記述に違和感を覚えつつも、まぁ頷ける記述は多い。ただ、英語がロジカルで日本語はそうではない、という主張には賛成しかねるが。(ロジカルであるかどうかは言語そのもの属性ではなく、それを展開する方法の問題と信じているので)
あらゆるところでこれまで他書で開陳されていた吉越氏の主張(効率化、マニュアル化、遊びの重要性、etc.)が繰り返されている。すでに英語をある程度仕事で使っている人にとっては、あまり必要のない本。英語が必要なのに苦手な人、英語を学ぶメリットを見出せない人にとっては、あるいはモチベーションアップに役立つかもしれない本。