飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

iPhone版Skypeを試してみた

話題になっている、iPhoneSkypeをインストールしました。IMとしてのSkype利用はもちろんのこと、iPhone側がWiFi環境であれば、Skype経由で無料通話ができるという、優れものです。ただし残念ながら、3Gネットワーク経由では通話はできません。


インストールは、以下から↓
http://www.skype.com/intl/ja/download/skype/iphone/


早速、同じくiPhoneSkypeを入れた弟と、WiFi環境同士で通話を試みました。すると・・・


音質が素晴らしい!!!


iPhoneを使った通常の電話では、どうにも音の悪さが気になって仕方がなかったのですが、Skype経由では、声の細かいニュアンスまでもが伝わってきます。その繊細な表現に、もうビックリです。大して話すこともないので、ひとしきり感動しただけで終わってしまいましたが。


もっとも、iPhoneSkypeに対しては、以下↓のような冷ややかな意見もあります。

iPhone版Skype? 大騒ぎするものじゃない

乱暴に要約すると、iPhoneSkypeのプラットフォームとしては不完全であること、また3GネットワークキャリアがSkypeの利用を許可していないこと、からSkypeの機能を十全に利用できないとの批判です。


この批判はいちいちごもっともで、反論のしようもほどです。が、それでも、普段からSkypeを通話手段として使っている向きには、このアプリは物凄い利用価値があるように思います。どこぞの誰かのように、他キャリアの携帯電話と長時間通話を楽しんだはいいものの、電話代を見てビックリ、なんていう経験をしたことがある者には、特にそうでしょう。(相手もまたSkype利用者でなければ意味がありませんが・・・)


ソフトバンク同士であればもともと1時〜21時は通話無料なので、このソフトの利用価値も若干減じてしまうかもしれませんが、それでも、21時〜1時の通話や、よりよい音質での通話などで、依然利用のメリットがあるようには思います。もっとも、上述の批判のとおり、Skype着信の通知が不完全であることや、iPhoneそのものがシングルタスクであることなどから、利用に際しては、事前に電話でSkype通話開始を示し合わせる、などの工夫が必要そうですが。


いずれにせよ、そうした制約を踏まえたうえで、ますますインフラとして当たり前になってきているWiFi環境を利用した通信料の削減に、このアプリは大いに役立つのではないでしょうか。


しかしまぁ、通信キャリアはたまったものではないでしょうけどね・・・。実際、ドイツのキャリアではこの使用を禁止しているようですし。AT&TSkype制限に向けた動きも予断を許しません。
http://www.atmarkit.co.jp/news/200904/03/skype.html
http://tel.monjyu.biz/2009/04/attskype.html


そうした動向が気になりつつも、これからがますます楽しみなアプリケーションではあります。


もっとも、Skypeのコンタクトリストがスッカラカンな僕としては、まずはそちらの充実が先のような気がしないでもないですが。