飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

HEROES 2nd Season鑑賞

レンタルに行ってみたら、ちょうどVol.4〜6の貸し出しが開始されたところだった。これで、全6巻鑑賞。



あれっ!?これでおしまい?な感じの幕切れ。


サイラーの徹底した悪役ぶりは、実に素晴らしい。
ネイサンとピーターの深い、深い兄弟愛。これは1st Seasonも同様だったが、一連のストーリーの太いテーマとなっているのがわかる。
マット(警察官)については、おそらく3rd Seasonではダークな面が現れてくるものとみた。楽しみ。
ヒロの物語の荒唐無稽度は他のキャラクターのそれをはるかに凌いでおり、アメリカ人はともかく、日本人が共感するのはちょっと難しい?憎めないんだけどね。ヒロとアダムとの因縁は、もう少し深く描いて欲しかったな。400年ぶりの再会なのに、あの程度の反応?田村絵里子演じるヤエコは、どうなっちゃったのかなぁ。なんかハイランダーを思い出した。
モリーかわいい。二人の父親代わりの男性に愛され護られているというモチーフが、たまらん。
スレシュ(博士)の変わりようは、なかなか興味深い。ただ、彼の倫理観の変遷を追うのは、少し難しかった。それにしても彼の二枚目ぶりたるや、惚れ惚れしてしまう。


ちなみに一番好きなキャラは、クレアの父、ノアだ。悪役顔なのに、愛する娘のためなら自分を含むすべての犠牲をいとわない好漢ぶり、そのギャップがいい。彼をはじめ、総じて、女性キャラよりも男性キャラの描き方が重厚で、深く魅力を掘り下げているように思われる。


次なる3rd Seasonは、今年の秋から放映されるらしい。DVDになるのは、来年以降のことだろう。当分の間は、辛抱だ。


ところでこのたび、やはり英語教材としての最良のソースは、TVドラマであると再認識した。勉強するために観ているわけではまったくないのだが、ここんところの立て続けのドラマ鑑賞のおかげで、英語耳が相当グレードアップしたし、考えて話すまでの回路がどんどんシンプルになっていく(考えなくても口をついて出るフレーズが増えた)のが強く実感されたのだった。高い教材に金を費やすくらいなら、こうした作品のレンタルやDVD購入に使って、繰り返し観る(できれば字幕なしで)方がいいと思うね。


追記:
1st SeasonのDVD BOXをAmazonでポチッてしまった。しかもリージョンコードがアメリカの輸入版。果たして僕のPCで観られるかどうか?ファーストチャレンジでドキドキです。
国内盤に比べて圧倒的に安いんだもん。一度観た以上もう日本語字幕はいらないので、これで観られたらめっけもんだ。

Heroes: Season 1 [DVD] [Import]

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