飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

ダ・ヴィンチ・コード 鑑賞

ダン・ブラウンダ・ヴィンチ・コード。原作読んだのは転職前に、隣に座ってた同僚から借りたのがきっかけだったから、もう4年近くになるのか。ラストシーンの美しさばかりが印象に残ってて、誰が本物のワルだったか、今回観るまですっかり忘れてた。


さてこの映画だが・・・率直にいって、ひどい。


原作のストーリーをなぞるのに忙しすぎて、全体に薄っぺらいし、描き方がとにかく雑。特に人物描写の深みの無さたるや、主人公2人に何の共感も抱くことができないままに終わってしまった。映像的は、ときどき観るべき美しいものがあるんだけどね。


ヒロインの女優、いまだに名前知らないんだけど、ちょっと微妙でした。描き方が悪かったせいもあるんだろうけど、あまりヒロインとしての魅力を感じられなかったな・・・


ただ、ラストの美しいシーンの映像化は、まぁ悪くない。観る前から、ここだけはすごく期待してた。最後のシーン(地下のアレを映す部分)は説明しすぎで、うるさかったけど。満天の星、ピラミッド、ひざまづくラングドン。ほぼ想像どおりで、ジンときた。


でも、二度と観ることは無いだろうな・・・