飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

ダウン・ツ・ヘヴン 読了

ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)

ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫)

今日は読書三昧な一日になってしまった。「スカイ・クロラ」シリーズ第三作の「Down To Heaven」も一気読み。


時間軸としては「ナ・バ・テア」に続く物語。前作と同様、草薙水素(クサナギ・スイト)の内面と、彼女を取り囲む状況の変化が描かれる。
自分の意図にそぐわぬ方向に周囲の環境が変わっていくことに苛立ちを募らせるクサナギ。そんな中、なんと「スカイ・クロラ」に登場した「彼」が少年として現れる。この時点での邂逅は何を意味するのか?あのときの「彼」との関係は?読者に突きつけられた、大きな謎。そして、ティーチャとの劇的な再会。物語はそこでクライマックスを迎え・・・。


なんであれ、ここまで来たら、最後まで付き合わないわけにはいかない。明日は第四作「フラッタ・リンツ・ライフ」を買おう。