飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

BCL、最近キテる?

20年以上前の小学3〜4年の頃だったか、僕も夢中になったBCL(Broadcasting Listener)。最近また、じわじわと関心を復活させている方々が多いようだ。


それが、↓この本を書店で発見&立ち読みしての感想だ。

簡単BCL入門―世界の放送を受信せよ! (電波の世界で遊んでみようseries)
簡単BCL入門


僕も当時、なけなしのお小遣いとお年玉をためて当時5万円もするラジオを買い(一部は親に援助してもらったと思う)、短波で海外の日本語放送や、ちょっと離れたロケーションの中波放送を必死に聴いたものです。受信報告書を送ると、美しいベリカードや、その他プレゼントが送られてくるのが嬉しくて。何十枚もあったあのカード群、取っておけばよかったな・・・


当時持っていたラジオ、これだこれだ。SONY ICF-2001。
http://www.sony.co.jp/Fun/design/history/product/1980/icf-2001.html


ICF-2001のユーザーによるページ
http://www.geocities.jp/namioyazi/s2001.html
http://www.geocities.jp/jnkei/soni-radio/ICF2001.html
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/e/2dad61986a6b447644e4cdef6d31c492


当時使っていたアンテナ。SONY AN-1。
http://bclguide.exblog.jp/i4/


そうか、今はこれが後継製品なのか・・・。SONY AN-12。見た目はほとんどかつてのものと、変わらない。
http://www.jp.sonystyle.com/Qnavi/Detail/AN-12.html


小学生高学年になる頃には、今度は当時アツかったマイコンMSX)の方により夢中になってしまって、ラジオからやや遠ざかってしまった(アマチュア無線の免許を取ったのはこの頃なのに)。そして直後のシンガポール移転で、これらすべてが、断絶。以降の学生時代は、無線はおろか、コンピューターすら、一切無縁だった。バンドとスポーツに夢中だった時代。それが社会人になってみれば、またコンピューター中心人生。さらにここ数年の、コンピュータ離れと原点回帰。
なんつーか、改めて起伏の激しい趣味人生だな。でも僕の年代の多くの人たちが、少なからず同じような道を辿っているのではないかとも思われる。特に使えるお金にも余裕が出てきて、昔夢中だったことに目を向け始めるあたりは。


今住んでいるのが典型的なマンションなので、BCL復活は厳しいかなぁ。でも、なんか、すごいロマンと郷愁をそそられるんだよなぁ。