飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

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最近はAmazonのワンクリックで買い物を済ませてしまうことが多いもので、ことCDについては、なかなか店舗にまでは買い物に行かなかった。


でもいざ足を運んでみると、やはり刺激的!聴こう、聴こうと思っていながら忘れてた作品や、昔好きだったけど今は持ってない作品、あれ、こんなの出てたの?という譜、最近こんなのが売れてんだーというトレンド、楽しくて時間がアッという間に経ってしまう。


吟味に吟味を重ねて、今日買ったCD。


キャラバンサライ

キャラバンサライ

Eat 'em & Smile

Eat 'em & Smile

Powerslave

Powerslave

UK

UK


サンタナの「キャラバンサライ」。名曲「Europa(Earth's cry Heaven's smile)」のギターのロングトーンでよだれが出そうになる人ととなら、友達になれると思う今日この頃。このアルバムはずっと聴こうと思って、今に至ってしまっていた。


デイヴィット・リー・ロスの「Eat'em and smile」。当時出たばかりのこのアルバムを買ったときはまだレコードだった。あれ、あのときって、シンガポールにいたんだっけ?まだ。あのときはビリー・シーンスティーブ・ヴァイの「Shy Boy」での高速ユニゾンに腰を抜かした。さっき久しぶりに聴いて、また腰が抜けた。いまや知らぬ者とていない彼ら二人が世間的に有名になったのは、この作品がきっかけではなかっただろうか。キワモノ一歩手前でありながら、楽曲のよさと異常なテンションで高いクオリティを保ち続けている作品。


アイアン・メイデンの「Powerslave」。自分のプロフィールで「これを聴かずして死ぬんじゃねーぞ!!!」と煽っておきながら、今さら買うのかよ!とお思いの方もいらっしゃるかもしれないが、実家にはおいてあるのだ。どうしようもなく聴きたくなって、自分用にまた買った。(もっとも、実家にあるのも俺のものだ)
なかにQuick TimeのPVが入っていて、この画質はどうしようもなくヘボいのだが、チャーチルの有名な演説を前に挿入した「Aces's High」のPV構成には、またしても鳥肌がたった。ちなみにそのチャーチルの演説は、以下のとおりだ。

We shall go on to the end, we shall fight in France, we shall fight on the seas and oceans, we shall fight with growing confidence and growing strength in the air, we shall defend our Island, whatever the cost may be, we shall fight on the beaches, we shall fight on the landing grounds, we shall fight in the fields and in the streets, we shall fight in the hills; we shall never surrender


ブルー・オイスター・カルトのベスト。昔々の高校生時代に、「ヒア・アンド・エイド」でのギタープレイをきっかけに、彼らのライブ「Some Enchanted Evening」を買って、ものすごい衝撃を受けた。特に「Astronomy」の粘つくような、メロディアスかつブルージーなギターソロのカッコよさといったら!!!
今回ベストを買って同曲のアルバム版を聴いてみたところ、たしかに曲はいいのだが、あの炎のようなソロは、ライブ特有のものであると知った。ライブアルバムが見当たらないのだが、あれもまた買いなおすか・・・。


U.K.の「U.K.」。U.K.のライブ「Night After Night」が好きで好きで、やっとこの一枚目のアルバムを買ってみた。
うーん。アラン・ホールズワースのうねるような変態ギターはたしかに凄いのだが、その必然性がまだよく、わからない。ライブでは彼のパートをキーボードがこなしてしまうのだが、そっちの方がよほど楽曲のよさが前面に出ていてよいような気がする。
King Crimsonの「Red」で僕を魅了してやまないジョン・ウェットンのボーカルの艶っぽさは、さすがだ。ベースの、ヘタっぽいんだが自信たっぷりで骨太な音作りもたまらん。