飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

わが神 RUSH関連

2007年初のamazonからの届け物。デビュー30周年を迎えたRUSHのDVD作品群です。

Replay X3 (4pc) (Rmst Ac3 Dol Dts Box) [DVD]

Replay X3 (4pc) (Rmst Ac3 Dol Dts Box) [DVD]

R30 30TH アニヴァーサリー・ワールド・ツアー [DVD]

R30 30TH アニヴァーサリー・ワールド・ツアー [DVD]

安いです。この値段で、REPLAY X3はDVD3枚+CD1枚。R30はDVD2枚+CD2枚。


早速、SHOW OF HANDSのライブ映像鑑賞中。僕がRUSHの魅力に打ちのめされた17年くらい前の映像。ゲディもアレックスもニールも、若い!
しょっぱなから緻密でぶ厚い音の壁に打ちのめされます。これで3ピースとは、初めて聴いた誰が信じられるだろう?
ゲディの異常なタコ足ぶり(あのテクニカルなベースとメロディアスなボーカルを両立させるだけでも信じがたいのだが、これにキーボード演奏とフットペダルをしばしば交えるわけだ)と、力強く粒だったピッキングの心地よさ。時折垣間見せるテクニシャンぶり。
エフェクターを駆使して、楽曲のカラーを次々に変えていくアレックスのギター。年代によってスタイルを次々に変えてきている彼だが、この頃(HOLD YOUR FIREの頃)の広がりのあるアルペジオを多用したアレックスが一番好きだなー。
安定感、迫力、多様性、見た目のカッコよさ、すべてを兼ね備えたニールのドラム。もう何を言うことがあろう。とにかく「真似したくなる」ドラミング。こう思わせるプレイヤーって、多くはないよ。
誰一人が欠けてもありえない、本当のRUSHサウンドがここにはあります。


ノスタルジーが多少なりとも調味料となって何割か増しの好印象になっている可能性は否定しないけれども、改めてこのバンドの突出ぶりを再認識してます。ロックが好きでこのバンドを聴いたことがない(あるいは、食わず嫌いしている)人が多いのは、もうその人のために残念であるとしか言いようがないです。


おふざけもRUSHらしく、La Villa Strangiatoで気持ちよさそうに歌っている(?)アレックスの音声を「この部分のボーカルパートはオーディエンスの保護と安全のために消されてます」だなんて表示してみたり(この曲はインストです)、チープなアニメーションでくすぐってみたり。楽しいです。


などと書いている今、2回目のループに入りました。Marathonの、これでもか、という盛り上げに熱いものが・・・