飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

麺屋武蔵 二天

ジュンク堂書店の裏方にあるこの店、通るたびに気になっていたが、今回初めて入ってみた。
日曜15時、炎天下だというのに明治通りのラーメン店はどこも大行列でひどいことになっていたのでちょっと裏に逃れたところ、行き会ったのがこの店。
元気のいい若い店員さんばかりの、カウンターだけの店。ほどよく混んでいるが、座れないほどではない。二階もあるようだが、どうなっているんだろう。
頼んだのは、つけ麺 760円。目の前で麺をゆでているところに座ったのだが、店員さんの湯切りがはなはだ豪快で、こちらに湯しぶきが飛んでくるんではないかとひやひやした。が、微妙に腰を落としてやっているためか、結局一滴も飛んでこなかった。プロだ。
つけ麺は、つけだれに七味とネギの輪切りがたっぷり。あとはチャーシューのかけらが何枚かと、メンマ。だしは、かつおぶしだろうか。オーソドックス。麺は、やや太め。割としっかりゆでてある感じ。
味は、悪くない。むしろ、旨い。ただ、この味はあちこちで出会うものと似たり寄ったりな気がしないでもない。これはお店のせいというよりは、俺の経験値が少しは高まってきたためか。
つけだれは最後にスープ割りしてもらって、完食。なかなかのボリュームだった。
なにより店員さんの感じがよいので、気持ちよく食えた。ごちそうさま。