飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

ブラザーフッド

執拗なまでの戦争の残酷描写が痛い。「プライベート・ライアン」のときと同じだ。
弟を自分の命よりも大切に思う兄の気持ちの描写がまた、うまい。泣ける。純粋で直情的な弟の行動にときどき疑問符が浮かんだが、あぁいうクライマックスに持っていかれては、もうそんなことは消し飛んでしまう。
この映画の歴史考証が正確なものであるとするならば、隣国で50年前にいったい何が起こっていたのかを学ぶに大変によい教材でもあると思う。
観て、よかった。