飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

Kindleへ自前のドキュメントを送る

Kindleを使っていると(それが専用端末であろうと、iPhone/iPad/Androidであろうと)、PC内の手持ちのファイル、特にPDFをこの中に放り込みたくなるのは、当然の心理。特に自炊する方はなおさらでございましょう。
僕は自炊はしないので、O'Reillyで買った書籍群がその対象であったわけですが。


でもiTunes経由のKindleへのドキュメント同期は、絶対やりたくないですよね。Kindleには複数端末間でのブックマーク同期などの素敵な機能があるのに、iTunes経由でドキュメントをKindleに送ってしまっては、それが利用できない。したがってAmazonいうところの、「パーソナルドキュメント」(一種のクラウドサービス)を利用すべきことは必至。


その方法として、なぜかAmazon.co.jpのヘルプではEメール経由での利用しか言及されていません(本日時点確認)。しかし、メールで数十MBあるファイルを毎回送信しろだなんて、狂気の沙汰です。そもそもそれができないメールサーバーだって多いでしょ?


そのときはこれ。Amazon.comからダウンロードできる以下のツールを使いましょう(Mac版もあります)。


Send to Kindle for PC


インストール後、Expolerで送りたいファイルを右クリックし、「Send to Kindle」を選べば、以下のダイアログが出てくるはず。


一度 Options で自分のAmazonアカウントを登録する必要がありますが、その後はポンポンドキュメントをKindleに放り込めます。この段階で送信先に指定されていないKindle端末であっても、端末側で「クラウド」からダウンロードできるようになるはず。


パーソナルドキュメントは5GBあるようなので、結構な量のドキュメントを放り込めるのでは。


ただし!このツールにもEメールでの送信と同じ、50MBの上限制約があるらしいのが残念。
僕がO'Reillyから買った本の一つは、mobi形式で76MBもあったので、泣く泣くこの本だけはPDF形式でKindleに入れました。


そうそう。送信するファイルが、Kindle側で対応しているファイル形式でなければならないのは当然のこと。今のところ、以下のフォーマットが対応しているようですよ。僕は可能な限りmobi形式、次点でPDF形式を選んでます。

Microsoft Word (.DOC, .DOCX)
HTML (.HTML, .HTM)
RTF (.RTF)
JPEG (.JPEG, .JPG)
Kindleフォーマット (.MOBI, .AZW)
GIF (.GIF)
PNG (.PNG)
BMP (.BMP)
PDF (.PDF)
TXT (.TXT)

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