飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

iPhone購入

ついに買った、iPhone。しかも今までのドコモ端末を捨てての、MNPによる完全乗り換え。なかなかの英断だ。でも仕方がない。この突如湧き上がった、やむにやまれぬワクワクを止めるためには、それより他の手段は、なかったのだ。


準備は、ドコモのページから、MNP予約番号を取得したことくらい。その番号と携帯の現物を持って、近くのソフトバンクショップに向かった。お客さんが2〜3人しかいなかったので、わずかな待ち時間で受付。
開口一番「iPhoneに乗り換えたいんです」と伝えると、おば・・・いや、お姉さんが、本当に丁寧に色々と事前説明をしてくれた。この対応は◎。
ただし、事前説明の中身は、よほどの覚悟がないと気持ちをくじかれる内容ばかりであるような気がする。故障や紛失では6万〜8万円かかるとか、バッテリー交換は8千数百円かかるとか、PCとiTunesが無いとダメよとか。しかしまぁ、このあたりは色々なサイトに書かれているとおりだ。僕はこの程度では、挫けない。(でも、今までの携帯よりもっと、大事に扱おうとは決めた。所詮は小心者である)


ちょっとだけ悲しかったのは、目当てだった、ブラック16GBの在庫がなかったことだ。注文すれば取り置きしてくれるとのことだったが・・・あっさりブラック8GBに鞍替えした。つか、16GBでできて8GBで出来ないことなんて、ほとんどありゃしないのだ(たぶん)。未練はない。


案内にしたがって、次々に手続きを進める。ちなみに、支払いは一括カード払いにした。端末価格、69,100円。今後毎月1,900円くらいの割引が2年間に渡って適用されるので、2年間使用し続ければ、実質端末価格は、2万円台になる(曖昧な数字ですまん)。これは8GBのミュージックプレイヤーとしてだけ考えても、なかなかの安さだ。
なお、この毎月の割引適用は、12回払いでも24回払いでも一緒。考えようによっては、利子の付かない12回払い・24回払いの方がお得なようにも思えるが、途中解約時に違約金みたいに一気に取られるのがイヤな僕は、きっぱり一括だ。


手続きそのものは、1時間もかからずに終了した。最後に電話をかけてもらって疎通を確認。バッチリOK。


さて、かくして待望のiPhoneを手にしたのだったが・・・まず何が困ったって、操作方法が分からない。特に、ソフトバンクのメール(**@i.softbank.jp)の設定方法からして、わからない。たしかにほとんどの操作を直感的に、あるいはなんどかトライ&エラーを繰り返すうちに自然に分かってくる、素晴らしいインタフェースだ。でも、やっぱりメールはわからない。仕方ないので、本屋でこの本を買った。

iPod Fan Special iPhone 3G完全ガイド (MYCOMムック Mac Fan Special)

これを読んで、メール設定は一発解決(大きな声では言えないが、立ち読みでも理解できるくらい簡単だった)。今書店では色々なiPhoneムックが数多く並んでいて、どれを選んだらいいかは、非常に悩ましい。しかし基本的な操作を一通り習得する目的であれば、上の本はかなりよいものであるように思える。


さて、次の難関は、ドコモ携帯からのアドレス帳の移行。
ドコモ用のUSBケーブルがあれば、ソフトバンク提供のアプリケーションでアドレス帳を移行できるらしい。しかし僕には手持ちのドコモ用USBケーブルがなかったもので、アホみたいにせっせとアドレス帳をiPhoneに手入力することにした。バカなことをしたよ。何時間もかかってしまった。それでも今日に至るまで、全部は移行できてない(もう途中でイヤになって、止めた)。


とりあえず入力出来た方々に、アドレス変更のお知らせメールを送ってみた。一気に送ったら、一気にエラーメールが返ってきて、とても悲しかった。ドコモでドメイン指定受信をしている方には、届いていないようだ。しかし分からなかったのは、「エラーだよ」と返ってきたはずの方々から「アドレス変更了解」という返信が続々届いたこと。こうなると、返信をいただかない限り、結局誰に届いて、誰に届かなかったのかが、さっぱり分からない。困った。けど、届いていると信じる、信じます、信じよう、信じた。(中には先方がアドレスを変更したために返ってきたuser unknownエラーもあったが、それはもう知らん。そういうアドレスは、アドレス帳からも削除した。こうしてまた一人、友達を無くしていくのだ)
というわけで、僕からのアドレス変更のメールが届かなかった方々、悪気はないので許してください。というか、新しい携帯アドレスを伝えたいので、もしよかったら、mixiのメッセージか、PCのアドレスにメールください。


さてそれをクリアしたら、あとは遊ぶだけだ。で、これが一番この記事で言いたかったことなのだが


iPhone楽しすぎる!


そうなのだ。携帯電話としては、ツッコミどころ満載のガジェットでありながら、それを補ってあまりあるこの魅力に、僕はズブリとはまってしまって、もう抜け出せないでいる。ただこれは、決して万人向けではない。誰にも彼にもこれを勧めることは、僕にはできない。でも、もしあなたが次世代の携帯電話のあるべき姿を体験したいとの好奇心を少しでも持ち合わせているならば・・・これは買うべきだ。ネットの評判や、他人が使っているのをみて、評論家気分に浸っている場合ではない。とにかく、体験せよ。どうしてもリスキーだと思うなら、2台目としてでも。


一体どこがそんなに魅力的なのか。また今度、気が向けば書いてみたい。でも、たぶん気は向かない。もう朝の3時だ。眠い。おやすみ。