飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

会議の教科書 読了

会議の教科書 強い企業の基本の「型」を盗む!

会議の教科書 強い企業の基本の「型」を盗む!


会議がヘタな人、多いよね。いやむしろ、大多数が想像を絶するくらい、ヘタだ。他人の時間を何だと思ってるんだ!という時間泥棒から、事実と主張を峻別できないファシリテーターと参加者、声の大きいものが正しいと思っている勘違い野郎など、どこの組織にも必ずいる。


そんな方々を相手に渡り合わなければならないあなたが読むべき(本当は全員が読むべき)本の一冊目はこれだ。と、この手の本を一冊しか読んでない僕でも断言したくなるほど、わかりやすい実践の書。
会議に必要なスキルを、その進行にあわせて「段取りの技術」「資料作成の技術」「仕切りの技術」「議論の技術」「確認の技術」と分けて、それぞれに必要なテクニックと考え方を教えてくれる。使える「会議ツール集」(Excel的資料のテンプレート)や「図解サンプル集」が収められているので、読者はこの本で説かれたことを、すぐに活用できるのも素晴らしい。また、ロジカルシンキングの入門書としての位置づけもできそうだ。


いささかファシリテートには自信のある僕だったが(この本でいえば「仕切りの技術」のところか)、特に会議時間外のフェーズについて、あらためて気づきを得られたことが多数あった。完全に習慣になるまでは忘れぬよう、会社の机に常備しておきたい本だと思う。


参考文献として「私がおすすめする書籍」として多くがあげられているので、僕もこれからこれらをやっつけていって、よりよい課題解決に向けた精進をしていきたい。