久々のTOEIC
上司命令で、TOEICを受けてきました。この日記を見ると、一年半ぶりです。今回も、社内での団体受験でした。
ここんとこ終電近くの毎日でヘロヘロだし、これ以上自己最高スコア(965点)を伸ばしても何のメリットも感じられないし、ってんで気乗りがしなかったんですが、まぁこれも仕事と割り切ることに。
業務終了後の疲れで、途中ウトウトしながらも、なんとか乗り切りました。
が、Listeningのゆったりペースの、しかも長い会話が、キツいっす。途中で集中力が途切れます。破壊的な催眠効果のために何度か聞き漏らしました。
そういえば二年前(2006年5月28日)に新TOEICになってからは、初めての受験です。*1
調べてみたところ、たとえば以下のリンクで、新TOEICがどう変わったのかがわかります。
新TOEICテストについて:スペースアルク
新TOEICテストのすべて/eigoTown
僕自身の、新TOEICについての感想は以下の通り。
まずリスニング。
- 後半の文が長くなりました。短期記憶の能力を試されている感じ。文そのものは、比較的平易なんですが、文の終わりに来る頃には前の方を忘れます。単語にとらわれず、会話のシチュエーションを目の前に生き生きと描けるかどうか、が鍵かと思います。
- リスニングの読み上げスピードが、かなりゆっくりです。実生活でこんなスピードでしゃべる人は、少ないよね。テストだから仕方ないのですが、しかしこのゆったりしたスピードで長く話されると、集中力が奪われます。46分間、ひたすら耳を傾けてるのが、つらいです。試験前は、十分な睡眠が必須!
- アクセントのバリエーションが増えました。色々なアクセントに慣れておくのが大切ですね。僕も一部、クセのあるしゃべり方のためにいまひとつ聞き取れないところがありました。
次にリーディングについて。
- 誤文訂正問題が無くなりました。文法問題みたいな誤文訂正がなくなったことは、文法嫌いな僕には嬉しい。代わって長文穴埋め問題が導入されましたが、これは文法は分からなくても、英語のリズムに慣れていれば想像がつくものばかりでした。
- 長文問題が増えました。読むべき文章量は増えたみたいです。みたいです、というのは、僕自身は初めて、10分以上も時間を余らせて終わってしまったからなんですが・・・。たしかに量は多かったけれども、速読の容易な、平易な文章(=わかりにくい単語や言い回しがない)ばかりの印象があります。
- 新TOEICになる前からそうでしたが、リーディングにおいては、仕事で同様の文章に触れている人が圧倒的に有利です。何が書かれているか、すぐ想像がつくから。その意味では、幅広いジャンルの文章に触れること自体が、有効な対策といえるでしょうね。
全般的には、以前より「勉強」をしなくてよくなった気がします。
ま、そんなこといってスコアを大きく下げたりしたら、ちと恥ずかしいですが・・・
ちなみに「勉強」と呼んでいるのは、文法を文法として学んだり、必須単語を丸暗記しようとすることです。僕は一切、そうしたことはやりません。
普段から英語に接する機会を増やす、たとえば自分の好きなジャンルのセミナーを英語で聴く、みたいな方法こそが、スコアアップに有効なのではないですかね。