朝一番の「習慣」が人生を変える
朝一番の「習慣」が人生を変える──午前中に仕事をすべて片付ける技術 (講談社+α文庫)
- 作者: 高井伸夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/21
- メディア: 文庫
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最近読んだビジネス書には「当たり」が多いんですが(もっとも、最近は読んだ本をほとんどこのブログに書いてないんですが)、最近ではこれがスマッシュヒットかなぁ。御年71歳にしてなおもパワフルそのものの現役弁護士の方が書かれたものです。
本書の主張は、タイトルを読んで字の如し。より具体的には、朝は7時に仕事を始めなさい、というもの。
いわく、「自分を高め、日々さらによい仕事をしていく人は、すでに朝七時から一日をスタートさせている」のだそうです。
同じ主張の本はそれこそ星の数ほどあるし、僕自身何冊も目にしてきているのだけれども、なぜか僕には、本屋でたまたま見かけたこの本を読んで初めて、その内容が腑に落ちたんです。スコンとハマりました。ああ、今僕が抱える仕事上の問題は、すべてこれで解決するじゃないか、と。
類書に比べてなぜこの本だけがかくも説得力を持ちえているのかを考えてみたら、やはりそれは、この著者の方の長い間の実践が踏まえられているところが大きいのではないかな。この手のビジネス書は読んだだけでは何の役にも立たないけど、この本は猛烈に「やらなきゃ!」と実践の意欲をかきたててくれます。
さて、単純そのもののボクのことです。早速、先週一週間、7時に出社しました。
いやこれがもう、最高に気持ちイイです。6:40〜7:10頃にボクのいるフロアを掃除してくださるおじさんおばさんとも、仲良くなってしまいました。みんなが出社するまでの2時間強は、誰にも邪魔されない至福の時間*1。自分でも驚くほどの生産性。
問題は、あまりにやることが多すぎて、夜になるとヘロヘロになってしまうことですが・・・。それでもなお、朝型の疲れと、これまでの夜型とでは、ぜんぜん違います。前者の方が、活力に満ちた一日が過ごせることは間違いないようです。これも本で語られていることですが、実感してみるとそれが本当によくわかります。
ご存知のボクの性格ですから、これをいつまで続けられるかが大きな課題です。でも、「呑まない飲み会」に慣れてきたのと同様、これもまた、今度こそ僕の真の習慣として獲得できそうな気がしてならないのです。
そのためにもこの書で語られた「三連勝主義メソッド」の達成、やりますよ!!!(今、一回目の三連勝達成)
*1:正確には7時半に出社する同僚が一人いるので、一人きりなのは30分程度なんだけど