飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

またしても

今の部屋に来て、1年経った


現在の居住環境は、率直に言って、快適だ。快適すぎて、これ以上何を望めばいいのか分からない。


・・・なのに、なんだろう。また引越しの虫がうずうずしてきた。


転職などを機に、ここ2年で僕のライフスタイルは大きく変わった。僕自身はそれ以上に大きく成長したし、変化してきたと思ってる。そしてこれからも、どんどん変わっていきたい。そんな僕に、今みたいな、ゆったり生活の拠点が本当に必要なんだろうか?


見てみろ。主な4部屋のうち、毎日確実に使ってる部屋は今いる書斎と寝室の2部屋だけだ。特にテレビをまったく観なくなった僕にとって、テレビ部屋はDVD鑑賞専用部屋と化してしまっている。ダイニングルームに至っては、単なる物置だ。


長年の夢だった生活のシンプル化に向けて少しずつとはいえ、道筋ができつつある今、決して安くない家賃をもっと違うことに投資してみてはどうかと思い始めている。あるいは、家賃は据え置きにするとして、去年求めてやまなかった「広さ」への願望を、今度は異なるベクトルに向けてみてはどうか。


一番恐ろしいのは、一度上げてしまった生活レベルを引き下げることができないという柔軟性の欠如に、自分が陥ってしまうことだ。たしかに譲りたくない点はいくつかあるものの(たとえば路上で生活したいとはさすがに思わない)、僕自身はどんな状況であろうが自分だけの力量で身軽かつタフに生きていける人間でありたい。あり続けたい。


Comfort kills motivation. 骨抜きになる前に、また変化を起こせないだろうか。


引越しだけがその手段ではないが、選択肢の一つではある。なにより、ワクワクするではないか。ただ、本当にそれが最善であるか、もう少し、考えてみよう。