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飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

スイング・タイム(有頂天時代) 鑑賞

スイング・タイム(有頂天時代) [DVD]

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フレッド・アステアジンジャー・ロジャースの黄金コンビによるミュージカル。このコンビの共演作の鑑賞、は僕にとっては3本目。「ロバータ」より後、「踊らん哉(Shall We Dance)」よりも前の1936年作品。


今まで観た中では、ぶっちぎりでダンスの素晴らしい映画。フレッド・アステアの軽やかなステップの壮絶さ(特に黒塗りのbo-jangleのシーンのアイデアとかっこよさ!)はもちろんだが、男の僕は、ジンジャー・ロジャースに激萌え。美しくて、かわいくて、妖艶。


ストーリーは、これまたぶっちぎりでひどい(笑)。フレッドとジンジャーの恋物語である点はこれまで観た作品と変わらないのだが、この2人はともかく、周りの人物の描き方に共感するのは難しい。あくまでもダンスと音楽(そしてジンジャーの美しさ)を堪能するための映画と捉えるのがよさそうだ。


はじめダンスの先生として登場するジンジャーと、それに一目惚れするフレッドとの軽やかでスピーディーなダンス、そして、ラスト近く、傷心の中、フレッドの前を去ろうとするジンジャーとフレッドとの優雅で流れるようなダンスが、今回の僕のお気に入りだ。
前者はスカートのすそをつまんで激しく踊るジンジャーが猛烈にかわいい。後者は白いドレスをまとったジンジャーがひたすらに妖艶。


「ロバータ」を初めて観たとき、「えっ、これが大スターのフレッド・アステア?」とびっくりしてしまったのを思い出す。頭が薄くて、決してハンサムとはいえない、「とっちゃん坊や」な風貌にそう思ってしまったのだった。しかし今では全然印象が違う。フレッドかっこいい。スマート。もっともっと、観たい。