一輪車練習 その9 - 復活
一ヶ月ぶりの一輪車である。
みな、コイツはもうとっくに一輪車に飽きてしまったんだろうと思っていたに違いない。
それ、正解。 パチパチパチ
でも家を出入りするたびに、玄関の1/3を占拠する邪魔な一輪車クンを目にするたびになんかこう、罪の意識のようなものを感じていたのも事実。
そんな折、ふと心に浮かび上がってきた言葉。
もう一度頑張ってみようじゃないか
そんな心の声に今一度、耳を傾けることにしたのだ。(じゃあ以前頑張っていたのか、と言われると心もとない)*1
ってゆーか、前置き↑なげーよ!
ともあれ、乗ってみた。一月ぶりに。
ほら、よくあるじゃん?伸び悩んだときにちょっと休憩入れると、急にうまくなってたりとか。そんなこともかすかに期待したわけよ。
ま、現実はそんなに甘くなかったけどね。
先月よりうまくなってもいなければ、ヘタになってもいなかった(もっとも、あれ以上ヘタになるのも難しい)。
黙々と、2〜8回転くらい回してはコケて、を繰り返す数十分。巨石を山頂に押し上げては転がり落とされ、またこれを山頂に押し上げる・・・そんなシシュポスのごとき際限の無いリピートぶり。これは一種の拷問である。
でも進歩の見えない中でも、なんかこう、「あと少し」って感覚があるんだよね・・・。ほんの一押しで、スイーッと行けそうな。姿勢をバチッと決めて、下っ腹に力を入れ、その体勢を崩さないことに集中して進めれば・・・
もうこうなったら、根比べだよ。こんくらーべ。教皇選挙ちゃうで。
あと、そうそう。やたらめったら、蚊に刺された。かゆい。
*1:あと、マイミクさんも覚えてくれてたし、きっかけとなった社長も顔あわせるたびに「一輪車どうしたのよ!?」つってくるし