飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

スパイダーマン3 鑑賞

待ちに待ったスパイダーマン3を観てきました。


これから観るのを楽しみにしている方は、以下を読まないように。(ネタバレはしないけど)








率直に言って、やや期待外れでした。複雑すぎるんです。一つ一つのエピソードは、悪くない。でもこれらをあまりにも一気に盛り込みすぎて、観客としては、どこに感情を持っていったら分からなくなっちゃうんです。
アクションシーンはいままでと同様、ものすごい凝りようです。すごいです。が、あまりにも動きが目まぐるしくて、もはや何をやっているのか分かりません。僕の動体視力が悪いせいでしょうか。前作までのような爽快感は、なぜかあまり感じることが出来ませんでした。


結果として、鑑賞時間が随分時間が長く感じられてしまいました。まぁこれは、ほぼ満席の映画館内の気温が著しく上昇して、あまり快適な環境といえなかったせいもあったかもしれないけれど。


シナリオ的なことで言えば、あるキャラクターが不憫で不憫でなりません。その人の人生は、一体なんだったのかと。深く傷ついたMJも、かわいそうでみていられなかったな。
ま、そんな気持ちもあったためか、希望をかすかに感じさせつつも、後味のよろしくないラストでした。


ときに、イッちゃってるピーター・パーカーを演じるトビー・マグワイアは、やはりハンサムだ。Nerdなファッションのときの彼との対比、これは面白い。