飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

久々に漫画喫茶

先日の朝日新聞に「よつばと!」の最新刊の広告がデカデカと載っていた(考えてみると、それも凄いよな)。どうしても読みたくて、漫画喫茶へ。すると、結構な収穫がありました。


よつばと! (6) (電撃コミックス)

よつばと! (6) (電撃コミックス)


まず、「よつばと!」の6巻。参った。5巻よりはるかに面白くなっている。お馴染みの、ちょっとズレた会話の軽妙なやりとりのまわりよう、よつばの天真爛漫ぶり、それを囲む大人たち(一部子供もいるが)の暖かくも緩やかな、すっとぼけた様子、どこをとっても近刊では最高潮。
一頃はそろそろ終着点か?と思わされたが、どうしてどうして、こんなノリノリのままで終わられたらやるせないよ!



GANTZ 20 (ヤングジャンプコミックス)

GANTZ 20 (ヤングジャンプコミックス)


ガンツの最新刊(20巻)も見つけました。
記憶を失い、日常世界に戻った玄野計。しかし周りの状況が、彼を普通の高校生であり続けることを許さない。昔の彼女との哀しいすれ違いも絡めながら、ガンツたちの命を狙う動きが急加速し、そしてついに・・・!!!!
20巻にもなるというのにブレない、作者のストーリーテリングの能力にひたすら感嘆するばかりです。



ムーたち(1) (モーニング KC)

ムーたち(1) (モーニング KC)


敬愛する榎本俊二先生の作品も見つけました。「ムーたち」というのですか。知らなかったー。
榎本先生の「えの素」は、ラスト付近での迷走は少し残念であったけれども、世紀の傑作であったことは間違いないと信じてます。
さてこれ、榎本先生お得意の言葉遊び、数字遊び、へりくつを、時として斬新な、時としてひたすらばかばかしい視点から切り取った不条理ギャグ物。先生の異才っぷりがガッツリ味わえます。今までとの大きな違いは、例の下ネタを封印?していることでしょうか。人間だかなんだかよくわからない親子(子供は人間っぽいのだが、オヤジは明らかにヘンな生物)を軸とした、ほのぼのしているのか殺伐しているのか分からないやり取りがたまりません。もうね、たまらなく好き。
ただ、これ、一般受けしないんだろうなぁ・・・もしそうだったら、悔しいなぁ・・・


つーわけで、今回の1時間半ほどの漫画喫茶滞在は、非常に有益でした!