飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

DB2エキスパート(管理) 取得

カッコつきの資格名を命名するセンスというのはどうも理解できないのですが・・・*1


DB2エキスパート(管理)」という試験を受験&合格してきました。


つっても、今回はいきなり試験場にフラリと向かったわけではなく、セミナーを利用して事前準備したのでした。つまり、
目指せDB2エキスパート(管理)!認定試験対策セミナー(試験付き)
という、なんだかエラい長い名前のセミナーに参加してきたのです。


セミナーの内容ですが、9:30〜15:00までテキストを使って試験範囲を足早に総復習し、15:15頃から正規の試験をオンライン受験する、という段取りでした。


ここで使われたテキストが俊逸です。DB2エキスパートの範囲は決して狭くはないのですが、今日配布されたテキストは、この広い範囲の中から、試験にとって重要な範囲だけにフォーカスして、ギリギリまでそぎ落とした知識しか載せていません。さらに、講師の方の説明も簡にして要を得たもので、どんな試験なのか、のイメージをキッチリと示してくださいました。結果、たった半日の復習だけで、この試験範囲のそうざらえが可能になるわけです。
実際、僕もこの日、このテキストを使って講義を受けたのが、唯一の試験準備でした。*2


あとこのテキスト、管理者としての入門的・基礎的な知識を広く浅く押さえているので、今後も折に触れて参照できるような気がしますよ。


またこのセミナー、たとえ当日の試験に落ちても、もう一度無料で再受験できるのです!(あれ?Microsoftもこの前、MCPでおんなじようなことやってた気もする)。お徳だよねぇ。
これを利用して、最初っから二回目の再受験をターゲットにするって作戦も十分アリだと思います。


そんなこんなで、残り開催回数は非常に少ないですが、このセミナーは、大いにお勧めできます。DB2エンジニアの資格を持ってて、エキスパート取得を少しでも考えている方なら、この機会を逃す手はないと思うなぁ!


今日時点での、これらセミナーへのリンクはこちら。
http://www-06.ibm.com/jp/lsj/newcees/WMAdmi.wss?__FORM__=CM_CurrCatDisp.html&course=CFJ02


ただね、一つだけ不満を言わせてもらうなら。
この試験の具体的な出題内容とか、あまりにも情報公開が少なすぎるような気がするのですよ。これがチャレンジに歯止めをかけている。少なくとも、僕にとっては歯止めになっていた。どの程度の深度まで試験範囲を押さえておけば受かるのか、分からないのでね。
今日セミナーでやってくださったような内容を一冊の本にして販売してくれれば、僕はそれを見ただけで合格できたはず。IBMさんにとっては今のやり方の方がもうかるのかもしれないけど、DB2のより一層の普及とそれを担うエンジニアの育成という観点からは、今の方向性のままでは、結局大きく損をしているように思えてならない。

*1:テクニカルエンジニア(ネットワーク)なんて資格も持ってるが、名乗るのもイヤだ

*2:実のところ、試験範囲すらよくわかってなかったので・・・