飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

腰痛と真向法

ここ10日ほど、ずっと激しい腰痛に苦しんでおりました。


右腰後ろ、尾てい骨の数センチ上から右数センチあたりの奥(内臓寄り)が激しく痛い。さらにその影響なのか、腹筋が神経過敏になったような状態で、腹回りを軽く触っただけで、ヒリヒリと痛む。前と後ろ両方からの責め苦に、背筋を伸ばして歩くのもつらい状態。布団に横になっても寝られない。


きっかけは、なんだったんだろうなぁ・・・。自分の日記(ここのブログじゃなくて、紙の)を読み返してみると、朝帰りが続くなど連日の疲れがたまりきっていたときに、2週間ばかりサボッていたジョギングを1時間ほど無理に走った、アレじゃないかと思われる。あの晩は、変な違和感に全身が覆われた状態で床に就いたのを覚えている。


こんな状態でも、ほうっておけば時間が解決してくれると思っていた自分。バカだねぇ。友達は熱心に整体や、整形外科への通院を勧めてくれる。身体のゆがみから来る、さまざまな問題についても教えてくれる。なのに、感謝こそすれ、何の行動も起こさなかった僕。
天は自らを助くるものを助く。この重大な法則を忘れていたのですね。


でもそんな僕も、こんな状態が10日間、まったく改善の兆しもなく続くことに、とうとうキレました。行動を起こしたのです。
じゃあ何をやったかって、ネットを検索することなんだけど(苦笑)。


そしたら、出会いましたよ。真向法です。


名前は知ってました。ずいぶん昔から。名前の与える印象と違ってなんかの宗教じゃないってこととか、要はいくつかのポイントを絞ったストレッチ体操であることとか。そして、そのときは知らなかったが、身体の歪みの矯正にもなるらしい。


ピンときました。これだ。ジェームスの本をきっかけにナチュラル・ハイジーン(フィット・フォー・ライフ)を知ったときと同じ、ストンと腑に落ちる感覚。僕のこういう勘は、当たるんです。


さてこの真向法。やりかたは、すべてこのページをみれば分かります。わずか4つの体操からなるので、すぐ覚えられます。
学生時代はぴったり胸が床についたのに、今じゃまったく前に曲がらないことに激しいショックを受けつつも、じーっくりと数十分ほど、第一体操から第三体操まで繰り返しました。うへー。イタ気持ちいー。それが昨晩。
ちなみに第四体操は、腰痛の身にはかなりツラい。なので、これは慎重に、後ろに肘をついたまま、行うにとどめました。


そして今朝もじっくりと実践。腰がよく伸びてるのが分かる。ヤバい、ヤバいよ、イタ気持ちいいよー。第四体操も、昨日よりは出来てる。


その結果の、今の状態。
うそん!?激しい痛みが無くなったよ!?
腰の痛みが、右足付け根の痛みに移動した気がする。
正直まだ腰に痛みは、残ってる。でも、それは、10日間のあの苦痛はなんだったんだと思うくらいに、軽いもの。


まだ油断はならないけど、こっからしばらくこの体操を続けてみて、効果のほどを検証したいと思います。本来この体操はもっと長い目で(数ヶ月単位で)効果を見るべきものであるようだし。でもナチュラル・ハイジーンと同様、僕の今後の欠かせない生活要素の一つとなりそうな予感がしてます。


また一つの出会いに、感謝。これだから人生やめられない。


最後にひとつ注意。
こうした腰痛には色んな原因があり、その中には内臓疾患なども含まれるようです。そんなときはこうした体操だけではどうにもならないこともあると思いますので、シロウト判断の前に、まずは病院に行ってみる必要があるかもしれません。