仁義なき戦い 代理戦争・頂上作戦 鑑賞
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仁義無き戦いシリーズ第三作(代理戦争)、第四作(頂上作戦)を鑑賞。TSUTAYAでDVDを借りるのは久しぶり。本作品は地元のTSUTAYAでずーっと借りられっぱなしになっていたもので、今回の発見でようやく観ることができた。
前作まで比較的穏和に見えた広能(菅原文太)が、なんだかこの作品ではエラく直情的で凶暴になってる。ただ、ことさら部下を大事にする姿勢が、彼をあくまでも善玉たらしめているが。
代理戦争での山守(金子信雄)や槇原(田中邦衛)らの漫画チックな狡猾さが笑える。この分かりやすさが本作の魅力の一つなんじゃないか。それにしても昔の田中邦衛って、こんな役ばっかりだよな・・・。
そして頂上作戦。敵役だけども、クズのオヤジを持ってしまって苦悩する武田(小林旭)が妙にカッコいい。ギラギラしすぎ、顔黒すぎの藤田(松方弘樹)、すげー迫力だよ。そしてラストの広能のつぶやきが妙に物悲しい。ヤクザの時代は終わった。
前作の広島死闘編のとんでもない面白さには劣るが、飽きさせないエンターテイメント性は相変わらず。早く次作のラストも観たい!