飲んだくれの記

方向音痴で熱しやすく冷めやすい、酒とラーメンの大好きなポンコツが綴る徒然の記。

オペラ座の怪人 鑑賞

劇場でも観たものを、DVDで再見。開始直後のシャンデリアのシーン、あれを劇場で観たときはあまりの衝撃に息が詰まって、鳥肌が総毛だったものだ。さすがに、家のテレビでは同じショックは受けられなかったが、それでもあのダイナミズムは凄い。パーッとカラーが拡がっていく映像的快感も忘れがたい。
今回は英語字幕で観たのだが、歌詞が思った以上にストレートでシンプル、それがまた歌に強い力を与えているのがよく分かる。劇場で観たとき以上に深くファントムの哀しみが胸に突き刺さる。
マスカレード(仮面舞踏会)での演奏はベースが効きすぎていて、俺の貧弱なテレビのスピーカーでは音が割れてしまう。やむなく、途中からヘッドホンで鑑賞することにした。


それにしても、クリスティーヌ役のエミー・ロッサムはやっぱりいい。必要以上に露出度の高い衣装がまた。19歳のはずだが、ときどき異常なほど艶っぽくなるのはなんなんだろう。The Point Of No Returnでの口半開きクリスティーヌの妖しさといったら、ヤバい。とにかくヤバい。


特典映像も少しずつ観始めているのだが、その中の一つ、サラ・ブライトマンの歌うオペラ座の怪人が、凄くいい。彼女自身の美しさもさることながら、声の力強さと美しさがたまらない。演奏も、エレキをガンガンに効かせてよりロック調になっており、それがまたカッコいい。